プライウッドスカルプチャー 2017/1/10

正月ムードもさっぱり終わった感じでしょうか。


じゃ、ちょっとした話です。

レイ・イームズさん、画家ですし彫刻もやっていまして、面白い彫刻も残しているんですよ。
ご存じない人には新鮮だと思いますよ。



イームズ本のカメラ直撮り
プライウッドスカルプチャーです。
成型合板での彫刻。1942年製。

彼女の絵画に、こう、何と表現したら良いのかわかりませんが抽象的な図形を多用したものがありまして、それを3次元にした感じです。
実際すごい。型を作ったんでしょうか。

当時思いついてそれを実行するあたり非凡です。


これもカメラ直撮り
こっちのほうが有名なビジュアルですね。1943年製。

年代的にチャールズさんとプライフォームドウッド社にてたくさんレッグスプリントを作っていたときですね

のちにプライウッドチェアを発売するわけですが、こういった実験的?活動があってこその結果でしょう。
成型合板でどこまでできるか。可能性。


ところで、このプライウッドでのスカルプチャーは完全にベルトイアさんとは考えが食い違います。
彼は「自然の木を強制的に捩じ曲げて成形すること自体、不自然であり無益なことだ」派です。 参考 http://case-study-shop.blogspot.jp/2016/05/2016516.html

どっちがどっちというより、どっちの考えもあったのでどちらも名デザイナーとして残っています。


case study shop nagoya
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TEL : 052-243-1950

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