ロジェ・タロン

ロジェ・タロンのフォールディングチェアが新発売

そんなわけで昨日書いたとおり8年目なのですが特別なことは何もしていません。
お店の開業もシレッと始めたので、周年だからと言ってイベントも何もせずシレッと進んでいきます。自分自身でも周年だからと言ってお祝いはしたことありませんし。


今日は新発売の話です。

ロジェ・タロンさんの折りたたみ椅子が国内新発売となりました。


sentou
TS Chair
size  W460 D460 H730 SH450mm
価格や仕様はこちら http://www.casestudynagoya.jp/SHOP/roger_tallon_tschair.html


ロジェ・タロンさんをご存知ない人が多いと思いますので説明しますと、フランスを代表するデザイナーの一人で、フランスの新幹線「TGV Atlantique」 や「TGV Duplex」をデザインした人です。
それからlip社の腕時計「Mach 2000」や60年代の携帯型テレビ「Teleavia」とかも手掛けた革新的なデザインを世に数多く送り出してもいます。
銀色、流線型、金属、こうした要素が特徴の一つですね。

一部の人にだけ分かる話をすると、私が前にナディアパークの地下で働いていたお店の中心に銀色の螺旋階段があったじゃないですか？あれをデザインした人ですよん。


ちなみに、この椅子自体は以前のこの更新の時にお見せしています。

この椅子の魅力は折り畳みできることですが、その様が面白いです。
1枚の合板をくり貫いてジョイントしてあり、ミニマムな素材でタロンさんらしいデザインに仕上がっています。

このTSチェアのオリジナルは70年代で、いつかはわかりませんが製造が終了しています。
それを2016年にパリ装飾美術館で開催されたロジェ・タロン回顧展に合わせて復刻されました。
メーカー名にsentou(セントゥ)と書いてありますが、1945年から続くフランスの老舗インテリアショップらしいです。そこが作っているそうですよ。


価格が安いのはタイ製造だからでしょうか。

レッドカラーやブラックカラーもあります。
この色が並ぶとタロンらしさがアップしますね。

実物に座った感想ですが、思ったよりしっかりしているので丈夫です。
ただ子供はたぶん指を挟むのでお子様用にはお勧めしません。
それ言うと折りたたみ椅子は何でも指が挟みますけど。

家庭でもオフィスでも、サブチェアとしても活躍しますよ。

サブチェアというのはサブのチェアなので、予備的な補足的な椅子という意味です。
来客があった時に出したり、椅子が必要な場合だけ活躍したりします。

普段使いももちろん良いですよ。
昨今のミニマルスペースづくりに使えるかもしれません。


あ、全然重量は軽くないのでそこは期待しないでください。

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