Herman Miller

わざと展示品が欲しいとかありますよ

最近スペースが出来たので久しぶりにネルソンプラットフォームベンチの展示しました。置いてなかったっていう。
ヴィンテージのベンチが置いてありましたからね。

ベンチ。白いですねぇ。新品は。
まあすぐに色が濃くなっていきますけどね。


これで展示品ということになるのですが、うちの場合の展示品はまた少し違う需要のためにあります。


今までも何回もあったんですよ、「経年変化した状態が欲しい」という要望がです。
私自身がコーディネートや提案をするときに調和を考えて展示品で合わせる時もあります。 (予算に合わせてもありますけどね。)

 
求めるカラーや空間によっては展示品の方が新品より好まれることがあります。


住宅でも商業空間でもどちらでもあるのですが、新品の家具だとイメージが合わないことがあるんですよ。若干クラシック感じでまとめているのに、一つだけピッカピカだと浮くんです。
それでいて”ヴィンテージ品だと高額”だとか”使用するのに不安がある”といった問題がありますから、展示品は見た目は経年変化していれど使用には何の問題もありません。そうした時にですね。

あくまで経年変化が理想ですから、展示品のキズだらけだとか破損しているとかそんなことではいけませんよ。

うちの展示品は他店の展示品に比べてキレイですからね。
まず来店が少ないですし、私も頻繁に清掃しています。それにこの店内キャパで常に私がいますから展示品を雑に扱う人たちの訪問も少ないです。

ただ木の色が変化した家具を求めてです。
もちろん新品を購入してもそれは時間が解決するのですが、それまで待てない場合でしょうか。
だから商業的な場所の方がこうしたことは需要はあります。最初からイメージ通りの空間を魅せたい時です。
住宅もその人の好みで全然うけますよ。


ケースバイケース。この辺はいろいろ経験すると今回の話はわかってもらえるのではないでしょうか。

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