ファイバーグラスシェルチェアの特性 2014/4/17

deserticさんの展示会があったので青山行きたかったのですが・・・諦めました。いろいろたて込んでいまして・・・でもそれは嬉しいことです。
明日がラストチャンスだったんですけどね、しょうがないですね。
 
 
さてさて、4/3に先行発売が開始されたイームズファイバーグラスシェルチェアですけど、おかげさまで好評です。売れてます。ありがたいです。
先行発売できる28店舗の中から当店を選んでいただいて光栄です。
うちだけですね、法人じゃないの。個人事業主でよくやってるなって自分でも思います。
 
最近イームズを知った方や、ポリプロピレン製のシェルチェアから入った人にはこの”グラスファイバー”が入ったいわゆるFRPってのは馴染みがない場合が多いです。
どっちが良いとかではなく好みなんですけどね。
 
歴史としてはグラスファイバー→ポリプロピレンなので、ヴィンテージとかからイームズに入った人はFRPのほうが好きだという人が多い印象です。
 
でも、このFRPは製品特性上の注意点があるので、それを踏まえてうえで購入検討してくださいね。
 
例えば、
 
 
製造上の都合で焦げや異物の混入があることがあります。
 
ほかにもグラスファイバーが表面に浮いていたりとか。
色が薄いほど目立ちますね。
 
 
縁からファイバーが飛びだしていることがあります。
 
これは、プレスで作っている以上致し方ないですね。
昔と同じ作りなら、カッターで縁のグラスファイバーを削ぎ落とします。
 
 
裏側のショックマウント部分だけファイバーが入らず、座面のマウントの形状が浮き出ていることがあります。
 
これ、なんでこうなるのかわかりません。誰か知っていたら教えてください、
なっていないやつもあるので必ずではないんでしょうね。
 
と、いろいろあります。
全部製造上の都合、そして”味”です!
 
こういったこと、私は逆に個性だと思うので好きですね。
 
えー、そんなのいや、って人はポリプロピレン製をお勧めします。
 
お部屋のテイストに合わせて考えるのもよし。
 
 
case study shop nagoya
愛知県名古屋市中区栄3-33-28 Uビル2F
TEL : 052-243-1950

2 件のコメント :

  1. オリジナル(ヴィンテージ)の場合、
    座っているうちに負荷がかかりやすい個所だから
    色味が濃くなってマウントの形状が浮き出てくるってケースもありますよね
    かといって元々最初からそこだけFRPが薄く目立つのもあるみたいですし
    ほんとうにどうしてなんでしょう・・・
    ただ今回の復刻は特に目立ちますね。もしかしたらオリジナルより見られるかも?
    今のモダニカはできるだけコントロールして目立たないようにしていますよね

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    1. コメントありがとうございます。

      ですね。
      Herman Millerのinstagramに製造写真が出ているので、なんとくなく理由は察することができるのですが・・・

      モダニカの場合は、今回Herman Miller社が復刻しているやり方と違いますのでそうならないのでしょうね。

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