雨の日曜日、出足は悪いです。
しかし家具業界って3月から繁盛期なので忙しくなるんです。引っ越しシーズンですからね、
うちもちゃんと忙しくなってくれると嬉しいです。
月初めは毎度ちゃんと今月売り上げがあるか不安で一杯です。
さて、さて、さて、イームズのシェルチェアってDSRとかDAWとかアルファベットの並びで呼称することが多いんです。お客さんと話すときはあまりこの名称は使わずサイドシェルにウッドベースがついた~とか説明するんですけど、同業関係では割とアルファベットで言います。
カタログにもこのアルファベットの並びで書いてあるんですけど、これの覚え方を伝えますね。
ということで今日は別に知ってても知らなくてもどっちでもいい知識です。
でも知っているとなんか通っぽい感じがします。しないかな。
DSR |
このDSRはDining Side Rod の頭文字を並べているわけです。
(正しくはDining-height Side-shell Rod-baseですけど。)
単純に椅子の形に適した単語の頭文字を並べているだけなんです。
ちなみに、この形の脚をエッフェルベースと呼びますが、エッフェルベースは通称でして、本当の名称はワイヤーベースです。
DSW |
DSWのWはWoodです。木。
Wood-baseですけどカタログはダウェルベースって書いています。Dowel-base。Dowelは目釘とかダボって意味ですぜ。
DとSはDiningとSideなのでさっきと一緒です。
DSS |
DSSのSはStackingです。
Stackの現在分詞で、Stackは積み重ねって意味です。
上にシェルチェアを段積みできるって寸法です。
DとSは言わずもがな。
DAW |
急にAが出てきたんですが、AはArmの頭文字です。
Dining Arm-shell Woodですね。
要領はサイドシェルと同じです。それがsideかArmかって違いだけです。
結構簡単じゃないですか?
DFSR |
もうわかると思いますが、FはFiber-glassの頭文字です。
あとの考え方は一緒。
ウッドシェルはWがつくので、これは脚と一緒のWoodって意味です。
DKR |
↑の仕様はDKRなんです。
Kってなんぞや?って感じですが、KはK-wireの略です。
ひっかっけ問題みたいですね。
シェルチェアに限らずイームズ製品の多くはこのアルファベット表記で表すことが多いのです。
HIAとかESUとかは製品名の短縮です。Hang It AllにEames Storage Unit。
椅子とテーブル関連は特徴のアルファベット並びがほとんどですかね。
LCWはLounge Chair Woodだったり。
知っている人には今更な話なんですけど、いろんな人がこのブログを読んでくれてますから。
ふむふむと思ってくれる人が一人でもいれば。
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