イームズプライウッドフォールディングスクリーンの話


今日はそうですね、イームズプライウッドフォールディングスクリーン(以下FSW)のことでも書こうかなって思いました。
そしたら展示はしてないですけどついでにECの方にも掲載出来るじゃないですか。

もうそうですね、最近は展示してなくてもECの方に掲載するようになっちゃいました。
検索対策みたいなものです。この重要さに気づくのに時間がかかりました。


Herman Miller Japan HPから以下写真全部 https://www.hermanmiller.co.jp/content/hermanmiller/apac/ja_jp/home/design-resources/images.html?text=Herman%20Miller:Products/Eames%20Molded%20Plywood%20Folding%20Screen
ということで最近はとんと話題に出ることが少なくなったかもしれませんが、現在もハーマンミラー社から製造されているイームズデザインのパーテーションです。


Herman Miller
Eames Molded Plywood Folding Screen (FSW)
size W1525 H1728 mm (展開時)
価格や仕様 http://www.casestudynagoya.jp/SHOP/hermanmiller_eames_fsw.html


折りたたむことで持ち運びが容易になり、大きなパーテーションのわりには輸送が容易いのが魅力です。


このスクリーンが最初に製造されたのは1946年の話です。
当時はイームズプライウッドチェアと同じくエヴァンス(プロダクツ)社にて製造をしていました。
1947年にはハーマンミラー社がイームズプライウッド製品の独占販売の権利を獲得し、製造はエヴァンス社のまま1955年まで販売を続けられました。

それから随分と時間が経ち、1994年にハーマンミラー・フォー・ザ・ホームの立ち上げによりFSWも復刻されました。
そして現在に至るまで製造販売が続けられています。



昔と今と違うのはサイズ展開と素材です。


昔はパネルの枚数を6~10枚から選択をすることができ、高さも二種類ありました。
他にもレッドカラーも存在したり、表面材もバーチ、アッシュ、ブラジリアンローズウッドといった木の選択も可能でした。

別注が出来たので、パネル枚数が10枚以上のFSWも存在しました。


現行品はサイズ展開は廃止していますが、表面材はウォールナット、ホワイトアッシュ、エボニー(はアッシュに黒着色です)の3種類から選べます。
ホワイトアッシュなんかは現行にしかない選択肢ですね。
積層部分はメープルを使っているのですが、だったらメープル仕様はなぜないのか?という疑問が生まれたり生まれなかったり。


それから繫ぎ目の素材も昔と今とで違います。
昔はキャンパス生地でしたが、現在はポリプロピレンメッシュとなっています。


 
ちなみにここは以前のハーマンミラーニューヨークです。FSWの写真がこれぐらいしかなくて。
 
 
なんか、久しぶりにイームズプロダクトのそれなりに詳しい話を書いた気がします。

ふと思いつくと書いていないイームズプロダクトもまだまだありますよね。
もっともっとブログ書いていかないとなって思いました。


case study shop nagoya
愛知県名古屋市中区栄3-33-28 Uビル2F
TEL : 052-243-1950

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