イームズ2ピースプラスチックチェアの話


例によって今はないイームズプロダクトの話です。


classic herman miller 書籍カメラ直撮り
これはツーピースプラスチックチェアです。Two Piece Plastic Chair
4-Leg Base upholstered EC 127 という品番的なものでもあります。

Herman Miller Japan HP https://www.hermanmiller.co.jp/content/hermanmiller/apac/ja_jp/home/design-resources/images.html?text=Herman%20Miller:Products/Eames%20Molded%20Plywood%20Chairs
DCMっぽいのですが、70年以降のDCMのプラスチック板という解釈で良いのではないでしょうか。
DCMは上のプライウッドチェアのことですよ。Dining Chair Metalの略。40年後半ですね。製品化は。


classic herman miller 書籍カメラ直撮りこれも
2ピースはシェルの部分がFRP、つまりグラスファイバープラスチックになっています。そこにウレタンを入れた生地を張っているものです。

以前私も持っていましたけど座り心地は良いですよ。


プライウッドシェルの弱点を補っている部分がありまして、フレームと本体を繫ぐためにネジ留めする部分のナットがシェルの中に埋まっています。
意味わかります?プラスチックシェルの中にナットが埋め込まれているんですよ。

プライウッドシェルのように黒いゴムのショックマウントを接着するという方法ではないので、その部分の耐久性があります。そうそうナットが外れたりすることはありません。

が、その反面、ナットがダメになったら全修理です。張り替えて中から修理しないといけませんから。
それに生地やウレタンはいずれ限界が来ますからずっとは使えませんね。いずれ張替えしないといけませんが、当のハーマンミラー社はこれの修理はやっていません。


いま見るとやっぱりクラシックさを感じるのですが、もし復刻した際にはシェルやフレームの色を選んで、ペールカラーの生地を選択出来たら現代でもうまく使えそうです。ホワイトフレームだったらかわいいでしょうね。


復刻するかは知りませんけど。

ヴィンテージ品の数は少ないですが、根本的に値が付きづらい椅子なのでお安い相場です。


case study shop nagoya
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TEL : 052-243-1950

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