なので今日はですね、ハリスツイードシェルチェアがどうして出来上がったのか書きます。
例によって思いついたので。
このシェルチェアを作るきっかけになったのは私の履いていた靴です。
某セレオリのハリスツイード生地を使ったスニーカーを履いていたんです。
結構気に入って衝動買いして、割と毎日履くぐらいだったんですよ。
その靴を見て思ったんです。「シェルチェアにハリス・ツイードを張ったら格好良いんじゃないのか?」って。
という超単純なきっかけでした。
家具にハリス・ツイード生地を使うのってのは見ないし※、早速このアイデアをどう思うか目黒の(私の以前の)社長に相談してみよう、※数年前にIDEEさんがソファにやっていたことは知らなかったんです。
と、電話して、「どうですか?このアイデア?」って聞いてみたんです。
そしたらですね、全然興味が無かったんです。その時は。
あれー、自分が盛り上がっただけで魅力ないものなのかな。
とその時はそれで終わりました。
その後東京に出張した時に、そのハリス・ツイードの靴を履いて目黒のお店に行って社長に見せたんですよ。
この靴ですよ、この生地でシェルチェアを作ると良いと思いません?って。
そしたらですね、その後、知らぬ間に目黒の社長がハリスツイードを手に入れるルートをゲットして、早速生地サンプルを見ていたんですよ。
で、「この生地は良いね!」と私に伝えてくれて、試しに一台サンプルで作られたんです。
それで、仕上がった完成品の素晴らしさに感動。
これをBAPEさんのイベントのディスプレイに使おうと複数台作られて京都のBAPEギャラリーで展示され、そのあとにお店で販売されました。
という、なんてことないストーリーがあって出来上がりました。
ヴィンテージ(ユーズドも)のシェルを使い、ハリスタグは絶対に見えるところに付けたいと、今の場所になりましたね。
Herman Miiler現行品のシェルチェアに生地を張ったほうがコストも手間も抑えられますし、常に均一の状態で販売できるので簡単なんです。
しかし、古いシェルのほうが特別感がありますもんね。それに、そもそもキャッツクレイドルベースが現行品にはありません。
今ではcase study shop代表作の一つですね。
なにかの参考にでもしてください。
余談ですが、うちはHerman Miller正規販売店なので、現行新品のシェルチェアに生地を張って販売することはできません。NG行為なので、ハーマンミラージャパンさんからクレームが来ます。
現行品のシェルチェアに生地を張ってとお客さんから依頼があって販売するのはOKです。
現行新品のシェルチェアに生地を張った状態で販売 → ×
現行新品のシェルチェアに生地を張ってと依頼されて販売 → 〇
現行中古のシェルチェアに生地を張った状態で販売 → 〇
カバー → 〇
そう、Cover-it-Allは問題ないんですよ。クッションと同じ扱いです。
正規代理店ということはいろいろあるんです。
case study shop nagoya
愛知県名古屋市中区栄3-33-28 Uビル2F
TEL : 052-243-1950
MAIL : info@casestudy.co.jp
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