ビル・スタンフの話 2017/4/21

昨日ドン・チャドウィックさんについて書いたじゃないですか。
だから今日は彼です。



Herman Miller Japan HPから http://storesystem.hermanmiller.co.jp/fs/hmjapan/c/bill_stumpf
Bill Stumpf (ビル・スタンフ)
1936 ~ 2006

彼のストーリーはハーマンミラー社のワークチェアのストーリーでもありますね。
アーロンの生みの親です。


1936年 彼はミズーリ州セントルイスで生まれました。チャールズ・イームズさんと同じですね。

年数などもろもろ不明ですが、イリノイ大学を卒業しウィスコンシン大学を修了したそうです。助手として教鞭をとっていたって書いてあります。

1970年 彼がハーマンミラーリサーチコーポレーションにスタッフとして加わったところからハーマンミラー社との関係が始まります。

1972年 自身の事務所である”スタンフ・ウェバー・アソシエイツ”を立ち上げます。

1974年 「アーゴンチェア」をデザインしました。ハーマンミラー社から彼の最初の製品でです。 (1976年とも書いてある場合があります)



Herman Miller HPから
これですね。Ergon Chairなのでアーゴンで合っています。写真は3です。アーゴン3。


1984年 ドン・チャドウィックさんと協力して「エクアチェア」をデザインします。



Herman Miller HPから
これですね。エクア2まであります。

1994年 そんなドンさんと再度ともに共同してデザインしたのがあの「アーロンチェア」です。


このブログをいま読んでいる人たちには説明不要のエポックメーキングですね。


2006年 それから新しいワークチェア(のちのエンボディチェア)とデスクの開発に取り組んでいましたが、手術の合併症でお亡くなりなります。

2008年 そして引き継いだジェフ・ウェーバーさんの手により「エンボディチェア」が完成します。エンベロップデスクも同年にリリースされます。


彼は人間工学に基づいてワークチェアを設計した先駆け的存在です。
特にアーロンチェアはすごすぎました、のちのワークチェア業界に与えた影響は大きいです。

昨日のドン・チャドウィックさん、ビル・スタンフさん、両名とハーマンミラーとの協力があったことで現在のワークシーンが形作られたと思います。


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