2017年5月17日水曜日

ケーススタディハウスとイームズハウスをちゃんと説明した話 2017/5/17

書いているようでちゃんと書いていないことがありましたね。

さらっとは説明したことがあるのですが、case study house(ケーススタディハウス)ってなにかってことです。

そして、それに繋がってeames house(イームズハウス)ってなに?ってことも書きます。


"ケーススタディハウス(CSH)"は1940年代からアメリカの西海岸で始まった実験的住宅プログラムで、雑誌「アーツ&アーキテクチャー」により提案・スポンサーされました。

第二次世界大戦後の住宅需要に備え、当時の著名な建築家たちの手により、実験的かつ革新的な住宅となる建築を、多くはロサンゼルスに建てられたんです。

現在でも20世紀半ばのアメリカ近代建築の重要建築物です。


プログラムに参加したメンバーは全員同誌の発行人編集長であるジョン・エンテンザさんから招請されて応じた人ばかりで、リチャード・ノイトラさんやピエール・コーニッグさん、クレイグ・エルウッドさん、チャールズ・&レイ・イームズさんにエーロ・サーリネンさんなどそうそうたるメンバーにより手掛けられました。

CSHにはそれぞれにナンバー(#)をつけ#28まで存在しますが、未建築のものも複数あります。



書籍case study houseカメラ直撮り以下全部
とくに有名なのがピエール・コーニングさんの建築でしょうか。
上写真はCSH#21です。この写真があまりにもアイコニックでしょう。

最高です。

ジュリアス・シュルマンさんが撮影したことでも有名ですね。


こちらはリチャード・ノイトラさんのCSH#20です。
ベイリー邸。




↑の内装。

建築だけでなく、内装、家具インテリアも目を奪われるまさにケーススタディです。
年代的にハーマンミラーやノルが多いです。


どれも素晴らしい建築・インテリアばかりです。


そのCSH#8とCSH#9をロサンゼルスのパシフィックパリセーズにて、イームズとサーリネンの共同作業にて建築されたんです。



case study house #9
そのうちの#9がアーツ&アーキテクチャー当時の編集長であるジョン・エンテンザが住んだことで「エンテンザ邸」と呼ばれるようになり、#8にイームズ夫妻が住むことで「イームズハウス」と呼ばれるようになりました。


これは自分撮りです
そう、これが超名作のイームズハウスですね。

もともとはcase study house #8であるところを、自分たちで住んだことからイームズハウスと呼ばれるようになったわけですね。
実際に住んでいたそうですよ。 ※最初から自分たちの家として設計していたのかは知りません。


当時の職場は同じくロサンゼルスのワシントン通りにあったイームズオフィスです。

イームズ夫妻はもうちょっと細かく説明すると、ロサンゼルスのデザイナーということですね。西海岸。


ここら辺のことはぜひ覚えてもらいたいところです。


CSH#8と#9は以前もうちょっと詳しく書きましたね。
http://case-study-shop.blogspot.jp/2016/02/2016216.html


case study shop nagoya
愛知県名古屋市中区栄3-33-28 Uビル2F
TEL : 052-243-1950

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