無印銀座にあるATELIER MUJI GINZAについて




先日行っていた永井敬二コレクションによる椅子展ですが、そもそも会場のアトリエ・ムジ・ギンザ自体もデザインや家具に興味がある人ならお薦めですよ。
せっかくどんな場所か話聞かせてもらったので紹介します。


ATELIER MUJI は、田中一光氏により命名され、
「ここは暮らしの原点に立ち返り、
未来へ進むヒントを見つける工房です。」
というスローガンのもと運営されてきました。
未来を見据えたこの活動は、
良品計画初の複合的なデザイン文化の交差点として、
2019年4月4日、銀座で新たに
『ATELIER MUJI GINZA』として
生まれ変わります。
 


ちなみに「無印良品」自体田中一光さんによるネーミングです。


貰ったその時のカタログ

今回の「「長く生きる。”DNA”を繋ぐ50脚の椅子」展 ―永井敬二コレクションより―」の前の展示は「変える。エンツォ・マーリと“栗の木プロジェクト”展 ―永井敬二コレクションより―」でした。永井さん2連続。

マーリさんは無印さんでデザインをしていましたから不思議ではない組み合わせではあります。





ちょうどいまバウハウス:アーカイブス展をしていますし、これらは私やデザインや家具に興味がある人には素晴らしいアプローチではあるのですが、場所は無印さんですからね。普段無印さんで買い物する人たちが興味あるのかな?という疑問もあります。



それに関しては狙い通りでもあるみたいで、無印良品という日常を売っている会社でありながらも、ホテル事業も初めて同フロアに併設されています。
銀座の無印の6F以上は日常とは離れた空間にしたいというもので、あまり普段の顧客向けにやっているわけでもないそうです。もちろん興味を持ってもらえたら良いですよ。

同フロアに陳列されている書籍もラインナップにプロの書店さん(何処だったか忘れちゃいました・・・)が監修に入っており、ジャンルにとらわれずセレクトされた本が置いてあります。しかも読み放題です。

あとダネーゼさんのプロダクトも売っているんですよ。結構驚きました。無印さんとダネーゼさんが同じ場所にあるのかと。
しかもわりとと売れるんですって、まじかよ。さすが銀座。



ただ規模の大きさは期待しないでください。美術館に行くみたいなイメージだと規模にギャップを受けると思います。あくまでお店のワンコーナーぐらいのイメージで行くと良いので、他にも何か行くところがあると良いですよ。ホテルに宿泊ついでに行っても良いでしょうし、バーカウンターも同フロアにはあります。

まあ銀座なので用なんていくらでもあると思いますけどね。
買い物天国、食べ物天国ですから。行くたびにギャップを感じますわ。名古屋と全然違う。(当たり前ですけど)


なによりその銀座でこうしたデザインの発信をしてくれるのは素晴らしいことです。
それが流行りや流れとは関係なくやれるのは望むところですよね。

そのうちミッドセンチュリー関係とかイームズ関係とかやってくださいと伝えておきました。



case study shop nagoya
愛知県名古屋市中区栄3-33-28 Uビル2F
TEL : 052-243-1950

0 件のコメント :

コメントを投稿